観世流能楽師 青木道喜

昭和25年京都市生まれ。観世流能楽師、故青木祥二郎の長男。父及び故九世片山九郎右衛門(幽雪)に師事。重要無形文化財総合指定者。

京都市中京区に冬青庵能舞台を構え、京都を中心に意欲的な活動を展開。宮沢賢治生誕百年記念新作能「永訣の朝」、親鸞上人五百回御遠忌記念能「蓮如」、信州明科オリジナル作品「犀龍小太郎」「恋の龍門渕」、新作狂言「鹿踊りのはじまり」「はしくれ法師」「ものぐさ歌太郎」を書くなど、『風姿花伝』第三問答条々の「能をせん程の者の、和才あらば、申楽を作らん事、易かるべし。これ、此道の命也。」を実践している。

海外公演にも意欲的。平成二五年には能「泣不動」を復曲し、京都の清浄華院にて400年ぶりに上演。平成二八年には高浜虚子作の能「鐵門」の復曲にも携わり、シテを演じる。京都市新人芸術家選奨、安曇野文化大賞を受賞。

※写真は平成28年冬青能「永訣の朝」(撮影:Ichigen)